約 211,538 件
https://w.atwiki.jp/zgok0079/pages/34.html
武装島田倉庫 7 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/04/09 22 07 「武装島田倉庫」椎名誠 海が油に覆われた灰色に沈んだ「戦後」の世界観がよかった。 椎名曰く、「泥濘化し、風化歪曲したこのあやしげな世界」 その世界を舞台にした短編小説集だが所々に登場する単語 「招魂酒(ふぬけ)」「蟹割街道」「泥濘湾」「詰腹岬」あげればきりが無いがこのいかがわしい 言葉がリアリティーをだしている。 海外SFとはまた違う、傑作日本SFだと思う。 7点 170 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:05/02/08 01 07 02 椎名誠 武装島田倉庫 水域もアドバードもよかったけど、これが一番かな。 あの独特の語感や妙に土着っぽい世界は、海外SFでは出せないよなぁ。 言葉にはしづらいけど、凄く良い本だった。 科学科学したSFも良いけど、いわゆるセンスオブワンダーだけを抽出したようなこういった作品はもっと良い。 9点
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/175.html
妖精を見るには 妖精の目がいる 読書会レジュメ by ちゃあしう 「戦闘妖精・雪風」 神林長平 1・あらすじ 南極に突如「超空間通路」を作り、地球へと侵略してきた異星体「ジャム」。人類はジャムのそれ以上の侵攻を防ぐために「通路」の向こう側、謎の惑星フェアリイに地球防衛組織・フェアリイ空軍を設置する。その中において戦術偵察を任務とし、ただ生還することのみを目的とする戦術偵察部隊、特殊戦。奇妙な軍の奇妙な部隊に所属する孤独な男、深井零と戦術戦闘電子偵察機「雪風」の物語。 2・作者紹介 神林長平(かんばやし ちょうへい) 1953年新潟生まれ。79年のハヤカワSFコンテスト佳作「狐と踊れ」でデビュー。雪風の最初の話「妖精の舞う空」の前身、「妖精が舞う」は2作目である。これ以後、「機械」「言葉」のモチーフを重視した数多くの小説を執筆。星雲賞受賞回数は9回で筒井康隆と同じく一位。 主な著作:「あなたの魂に安らぎあれ」「帝王の殻」「膚の下」の3部作 「敵は海賊」シリーズ 「完璧な涙」「七胴落とし」「言葉使い師」「言壷」「魂の駆動体」など 第一話 「妖精の舞う空」(旧:「妖精が舞う」) 初出:SFマガジン 1979年11月号 挿絵:中島靖侃 第二話 「騎士の価値を問うな」 初出:SFマガジン 1980年10月号 挿絵:依光隆 第三話 「不可知戦域」 初出:SFマガジン 1981年2月号 挿絵・横山宏 第四話 「インディアン・サマー」 初出:SFマガジン 1981年9月号 挿絵・横山宏 第五話 「フェアリイ・冬」 初出:SFマガジン 1982年4月号 挿絵・横山宏 第六話 「全系統異常なし」 初出:SFマガジン 1983年4月号 挿絵・横山宏 第七話「戦闘妖精」 初出:SFマガジン 1983年5月号 挿絵・横山宏 最終話「スーパーフェニックス」 星雲賞短編部門受賞 初出:SFマガジン 1983年6月号 挿絵・横山宏 戦闘妖精・雪風 表紙: 横山宏(旧) 戦闘妖精・雪風(改) 表紙: 長谷川正治 3・考察 この小説、もともと著者が人間より機械に関心が深かった頃、さらに、人間である自分が嫌だったという時期に航空関連のムックと、アメリカ海軍のフライトマニュアル(実物)を読んでいて書いたというだけあって無味乾燥に見えるメカニック描写の占めるウエイトが非常に大きい。そのムック・マニュアルにあるシークエンス(過程)をまあ全て文字に出来ればいいやと考えていたようで、ストーリーは後についてきた本人は言うが、その多重構造的ストーリーが「自然に入ってしまった」というならなかなかのものである。 神林とフィリップ・K・ディックは似ていると言うが、雪風はまず「異常」な世界がまずあり、その中での人間の動きがメインである。そしてその「異常な」現実を、著者は新たなる触媒を投入してさらに改変し、その中での人物たちの変化を冷静に読み取る。工学系作家は数多くあれど、文章、そして人間を解釈するのに工学的アプローチを使うヒトは彼を置いて無いと言ってもいい。 侵略SFとしての「ゆきかぜ」 地球に時空を超える「通路」を通じてやって来た異星体ジャム。しかし、このジャムとの戦いはかつて描かれた侵略SFの「侵略」の範疇からは大きく外れる。宇宙人が地球を狙ってくるとなれば、人類は共通の敵を迎え撃つため、各国で協調が図られて一大反抗作戦が開始される…というのがすっかりおなじみになってしまっている。「地球防衛軍」「インデペンデンス・デイ」なんかその一例だろう。中には、人類を核戦争の危機から救い、結束を図るために偽の宇宙人を作って侵略をでっち上げる(「アウターリミッツ」の「ゆがめられた世界統一」)なんてものまである。 しかし「雪風」世界では、人類はわずかに自分たちの力が上回っていると知ると、地球を守るという任務をあっさりと纏め上げた組織に一任してしまっている。また、ジャムとの戦いには多くのものが欠けている。「勝利の不在」。FAFは負けられない、しかし完全な勝利というものがない。ジャムは叩いても叩いても出てくるくせに、遊んでいるようにFAFの戦術にペースをあわせていて、自ら大攻勢へと打って出てくることは無い。歯がゆい戦いである。そして次に「守るものの不在」。深井零自身が地球を守るという心情に欠けているし、地球に住んでいる人間は侵略されていることすら感じない。ヒトによってはかの国を守る「軍隊にあらざる軍隊」のように見ることもできるだろう。それを批判する人物)も出てくるが、結局のところFAFには守るものがない、といっても過言ではない。そしてこの戦いは、最終的に「ヒトの不在」という恐るべきものへと変化してゆく。リン・ジャクスンのいうとおり、これは直接的侵略ではなく「意識への侵略」なのかもしれないし、ひょもするとジャムなどではなく「機械の」人間に対する侵略とも言えるだろう。 「存在するかもわからない侵略者」というモチーフはホールドマン「終わりなき戦い」のトーランにも一種似ている。JAMの正体を機械生命体と取るのはたやすいが、あくまで謎のままである。 機械とヒトと「雪風」 たいていの作家だの批評家だのが人間と機械を対比する作品を書こうとするなら、機械というものを完全な人間の反対側と置いてこれを文明批評だのバッドエンドにもって行って「こーだから機械を信用するとしっぺ返しが来るよー」と警告とするところである。 しかし、神林作品に機械文明批判という面もないことはないがそれがメインディッシュではない。上では「侵略」と書いたがあくまで「雪風」や戦術コンピューターは「敵」ではない。著者は常々「人間一人ひとり、そして機械それぞれに固有の世界があり、時間が流れている」と言っている。雪風は自分のやり方でジャムを排除し、生き延びることを実践しているに過ぎないし、それは人間も同じことである。ただ、人間は自分が常に上位にあると思い込んでいるゆえ、雪風の振る舞いに戸惑いを覚え、それの中に人間への敵意を感じる。それは人間が自己の「アイデンティティ」を守りたいがためである。零が無人機至上主義者に反抗したのはそれが「仲を否定されたから」だけではないだろう。トマホーク・ジョンは自己の「存在」を機械化つまりサイボーグ化で失いかけていたおりにジャムに機械と思われて死亡。アマダ少尉、じゃなかった天田少尉は真の意味で機械にいいように利用されて死に、オンドネル大尉は雪風指示の無茶な機動で死亡した。そんな人間たちのつまらぬ考えなどにかまうことなく、雪風はその無敵の翼を広げ、FAFの中枢は思考を続ける。 最後にブッカーの言う「「機械に人間の価値を認めさせなければならない」というのは、そう考えると少々むなしく響くかもしれない。でも、機械が機械のレベルでしかこの戦いを「解釈」できない(ジャムが人間を感知しているという直接的証拠はない)ように、人間もまた、自分たちのレベルで考えることしかできないとも言える。 「妖精を見るには、妖精の目がいる」 この言葉を機械と人間の関係に持ってくるのは言いすぎだろうか? ラブストーリーとしてのYUKIKAZE 他の何者も愛せなかった、いや、愛し得なかった男が唯一信頼するものが絶対的力を持つマシン。フェチシズム(ヘンな意味でなく元の「物心的」)奇妙なラブストーリーともとれよう。(海外ではどんな機械でもほぼ3人称は”She”である) 自ら「雪風が俺を放したがらない」と言い、どんなピンチに陥っても見捨てず、なかなか思うようには動かないつもりの雪風を何とかなだめようとし、そして最後にははかなく敗れる。シンプルといえばシンプルな片思いの失恋である。でも、本当にそうだろうか? 雪風の最後の射出をどうとるか?これは読者の自由なのだろう。 もちろん、雪風の思考パターン(?) が深井零そのもののコピーであることは否定できないわけで、そうするとこの物語、ナルシストの話、そして中のもう一人の自分が自分の制御を超えて暴走する話となるのだが・・・こりゃテーマから外れるか。一方で「不可知戦域」での「自爆させたほうがよかったのかもしれない」は少し謎。あの時点の零でホントにできるのか? 誰ですか、零も雪風もツンデレとか言う人は。そんな人は20ミリガトリング砲の高速射撃を受けて以下略。 ひとつだけ「雪風」に疑問を呈するとすれば、雪風の「ソフトウェア」に関する描写が少し薄い気がすることである。書き出しと時代(そりゃ、ニューロだのファジー理論だの第5世代だのと「大きく」騒がれる前である)、また最終話で言及されているとおりハードウェア+AI+人間で始めて真価が発揮されるとあるからだろうが、各戦闘中そして終了後における学習プロセスというのがどうなっているかはちょっと気になる。ハードと切り離せないという点から「非ノイマン型光コンピューター」が使用されていると書かれている雪風関連本もあるし、ファーンIIでも高級光回路の搭載が行われているが詳細は不明である。うーむ。トマホーク・ジョンに聞ければ一番いいのだが。 4・こらむ 関連作品 「被書空間」 神林長平 SFマガジン84年11月号 「SFマガジン・セレクション1981~1985」&「戦闘妖精・雪風 解析マニュアル」掲載 「スーパーフェニックス」と「敵は海賊・海賊版」が星雲賞をダブル受賞したそのお礼として書かれた両作品のリンク話。宇宙警察海賊課のドタバタトリオが海賊の陰謀で異世界に閉じ込められてしまい、惑星フェアリイに到着する。そこで一人と一匹と一隻が、人類とジャムを第三者の立場から分析する話。対コンピューターフリゲート・ラジェンドラVS戦術戦闘電子偵察機「雪風」の夢の対決も描かれるが、本気だったら余裕で雪風は消滅させられるだろう。 OVA「戦闘妖精雪風」 バンダイビジュアル 「早川周年+エモーション20周年記念作品。5巻完結。『グッドラック』を中心に描かれる日本ハードSFの巨編、完全映像化」 ということにしておいてください(ぉ)。 5巻を見ましたが、やはりこれは多田由美作品だったということでいいんじゃないでしょうか。エスコンを思わせる仲間との共闘演出・閉所潜り抜けや「完璧な涙」、スタニスワフ・レム作品を思わせるシーンは圧巻なのだが、わざわざ雪風でやる必要はあったのかというとノーコメント。で、「グッドラック」はどこいった 「戦闘妖精 YUKIKAZE 1」 2002年3月~03年3月 一部例外ありの隔月連載、全9回 単行本あり(現在絶版) OVA「戦闘妖精雪風」でキャラクターデザインを担当した多田由美によるコミック版。これはおもに登場人物たちの(当然原作では描かれていない)過去をたどりながら原作の話が進む構成になっている。ただし、一章完結と出た後は音沙汰がない。 まあ、トマホーク・ジョンが○○○人○でなかっただけよかった。 「今宵銀河を杯にして」 神林長平 書き下ろし (なぜ表紙を小林源文から変えてしまうのかと小一時間) (なお単行本は横山宏の模型ジオラマ) SF版キャッチ・22を目指したという神林長平のギャグ戦争SFオムニバス短編集。雪風と形式も同じだがテーマもよく似ており、こちらは終わり方もしっかりしている。人類がかつて入植したが、今では彼らの作ったアンドロイド「オーソロイド」しか残っていない惑星ドーピアに、侵略者「バシアン」が出現した。人類はバシアンの人類への侵攻を恐れて軍を派遣し、戦線を維持していた。そんな中でひたすら戦闘を回避し続けようとサボタージュを繰り返す人間の飲兵衛戦車兵、アムジとミンゴ。そして彼らの乗るイカれた人工知能搭載戦車「マヘルシャラルハシバズ」。そこに、馬鹿真面目な自称天才士官、シャーマン少尉が戦車長として配属されてきたことから事態は変わり始める。生殖までするアンドロイドがさらにロボットを作って戦わせる戦場、「野生化」する戦略コンピューターとこれぞ神林ワールドな展開をしながら「機械と人間、そして異星体の関係」を別の角度で描いている。 ネタ元?元ネタ? 「妖精の舞う空」の被弾後の帰還の話は日本のゼロ戦乗り坂井三郎(64機撃墜)の生還が元ネタ。(本人の自伝「大空のサムライ」参照)また、戦闘のデータを取るだけで積極的に戦闘に参加しない戦闘機も大戦中実際に存在したらしく、坂井三郎は「卑怯なりぃ」と狙って攻撃を仕掛けたという。 「雪風」は帝国海軍陽炎型駆逐艦8番艦。「不可知戦域」でランダーに解説しているとおり15の海戦で傷つかず生き延びた。そのうちの一回は戦艦大和の沖縄特攻作戦「菊一号作戦」である。また、戦後は復員船として活躍。のちに賠償として台湾に売却されなんと艦隊旗艦に採用、「丹陽」と命名された。台湾で除籍後に台風で損壊、のちに解体。ちなみに、雪風が幸運なのに対して敗戦間近の味方の艦の損害は当然大きく一部では「死神」「疫病神」とも言われて忌み嫌われたんだそうだが、これは戦後に他のフネの乗員が語ったことが広まったためらしい。 また雪風が複数の作品のネタ元であるとの説が存在するが、詳細は不明である ゲームアーツの3Dポリゴンシューティング「シルフィード」(PC-88/98・メガCD・PS2)ポリゴン使用・音声合成・ワイヤフレームのデモなどで話題となった、技術力のゲームアーツを代表する作品。マニュアルのイラストはSFマガジン連載時と同じく横山宏、パッケージは末弘純。 機体名称はまぁ、時期が時期だったからかな。 「新世紀エヴァンゲリオン」の「綾波レイ」 各サブタイトルがSF小説なのは有名。名前はもちろん、「他に何もない」点も。 (部会後追記) 某氏に指摘されましたが、 「国連直属の地球防衛特務機関」が「謎の敵」に対して「地下都市構造の基地」から「時折制御不能になる謎めいた戦闘兵器」に「特別に選ばれた」もしくは「人間性というものがまったくない」人間を乗せて発進させる んですな。 おわあああ、何故気がつかなかった! エヴァ放送直後(つまりドロドロとした議論が始まったころ)すでに「雪風」を読んでいた人は「ケッ、こんな展開は 俺にはお見通しだったぜ!!」といった感じだったとか。 「蒼き流星SPTレイズナー」の「V-MAX」 主人公の乗る「レイズナー」は通常、AI「レイ」で活動しているが、V-MAX発動に伴い専用AI「フォロン」が起動、全リミッターを解除して高機動戦闘を行う。自機の危険状態が改善されない限り解除されない。80年代リアルロボットアニメ唯一の「必殺技」。一応補足しておくと現在の戦闘機にもリミッターを解除する「V-MAXスイッチ」は存在する。でも、制御が人間の手を離れるわけではないのであしからず。 「エースコンバット4」(ナムコ)の隠し機体 エルジア空軍の試作戦闘機・X-02。スタッフは否定しているが、角度を速度によって変える水平尾翼、そして前進翼をたたんだ高速航行形態が「グッドラック」表紙の長谷川正治版FRXに似る (部会後追記) 全体としての元ネタはX-29前進翼実験機の発展型「スイッチブレード」で、これは「アイ・スパイ」「ステルス」といった ハリウッド映画の中にも見ることが出来るが、実際作ろうと思うとどうやって翼が捥げないようにするかが大変だろう。 「エースコンバット3」も設定全体や虚無感が雪風と似ている(実際、かなり参考にしているらしい) でも、結局思考操縦システムは雪風には出なかったなぁ(「グッドラック」には匂わせるものが出ます) 「蒼い海のトリスティア」(工画堂)に「妖精を見るには妖精の目がいる」との台詞があるらしい 未確認。 「MACROSS PLUS」 まあ、言及不要。無人機の「人間には耐えられない機動」の映像化といえばコレ。 GHOST IN THE MIRROR 光学異性体 ジャムのコピー人間がD型ポリペプチドでできているというのは、もちろん「鏡像」であることの象徴。それ以前にもジャムはたびたび雪風のコピーを送り込んでいるし、ジャムの本質は相手への「擬態」だろうか。「リターナー」でハリアー・ジャンボ偽装宇宙船が搭乗したときはちょっと燃えたのだが、本編に対しての感想は省略させていただく。 A・C・クラークの短編「エラー」(「明日にとどく」掲載)では発電機で作業をしていた男が4次元空間で反転されて体・視界が左右逆になったどころかアミノ酸の配列も逆になり、L型で出来ている通常の食事を消化できなくなって餓死のピンチ、という話があったがもしかすると下敷きになっているのかもしれない。ネットでこういうネタを調べると雪風と「ベターマン」が多く出てくる。 実は人間の細胞のごく一部もD型で、年をとると増えるらしい。またいくつかのダイエットシュガーはD型の糖を採用しているため、体に吸収されずに流れ出る。しかし健康に対する問題は定かでない。また、かのサリドマイドはL型が催眠作用、D型が催奇作用をもつ。通常化学物質を合成すると各型は半々に出来るのだが、人工的にL/D型を分別して生産できるようにしたのが、かの野依教授の功績である。(彼の場合はメントール合成) 果たしてD型で生命は生まれるか?という点についてはいまだに何故地球上の生物はすべからくL型なのかという疑問がまだ解決されていないため、まだまだ解決は先のことになるだろう 2018.12.01 Yahoo!ジオシティーズより移行 http //www.geocities.jp/tohoku_sf/dokushokai/yukikaze.html なお、内容は執筆当時を反映し古い情報に基づいていることがあります by ちゃあしう
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/253.html
東北大SF研 読書部会 「星を継ぐもの」 ジェイムズ・P・ホーガン 著者紹介 ジェイムズ・P・ホーガン 1941年にロンドンで生。航空機関係の設計技術者として働いた後、セールス部門でいくつかの会社を渡り歩いた。この体験が本作の主人公ハント博士に活かされているらしい。1978年本作でデビューし、ハードSFに分類される作品を著作に多く持つ。 あらすじ 月面で真紅の宇宙服に身を包まれた死体が発見された。調査の結果、ほとんど人間と同じ生物のものであるこの死体は地球、月のいかなる人間でもなく、5万年以上も前に死んでいたことが分かった。物理学者ハント博士や生物学者ダンチェッカー教授らによって様々な仮説が打ち立てられ、検討され、放棄されていく中、木星の衛星ガニメデでは地球のものではない宇宙船の残骸が発見される。様々な謎が彼らに立ちはだかるが、最終的に全てをうまく説明するストーリーがハントとダンチェッカーによって語られる。 所感 ホーガンのデビュー作にて、ホーガンらしさが非常によく出ていて、かつホーガンで一番面白いと思う作品。筆者は仮説を検証して、矛盾があったらまた違う仮説を立てて…という過程で進んでいく物語が大好きであり、それはまさしくホーガンの作風なのだ。個人的には科学史を読んでいる感覚に近い。彼の作品はストーリーを楽しむという要素は薄目であり、メインディッシュはSF的トンデモ理論と、それを建設する過程である。大体のホーガン作品は大団円で終わるし、配役なども似たり寄ったりなので、(特に初期の作品では)物語的な起伏は読めてしまう。一方、彼の作り出すSF理論はとても魅力的で、それを小出しにしながら読者に(最序盤を除いて)常にワクワク感を与え、続きを読みたいと思わせる。基本的に科学的、技術的な小難しい議論が続けられるのだが、本作ではチャーリーの手記が非常に良いアクセントとなっている。ストーリー要素が薄いと書いてしまったが、本作ではプロローグやチャーリーの手記、ダンチェッカーの最後の演説などで語られるルナリアンの末路というのがなかなかエモくアツい。最後の最後にタイトル回収するのもグッとくる。本作を楽しく読むことができた人にはぜひとも続編である「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」や、「未来からのホットライン」「創世記機械」なども読んでみてほしい。相変わらず科学主義万歳で、与えられた謎に対して理論を組み立てていくというプロットなので、「星を継ぐもの」を気に入ったならこれらも気に入ると思う。
https://w.atwiki.jp/quizmagicianblackcat/pages/3364.html
闇に魅了された神父 カフカ 属性 水 MAX Lv 50 Aスキル 悔い改めなさい 潜 在 能 力 (1段階) (2段階) ランク A HP 1,657 Sスキル ブリジットダガー (5) (3段階) (4段階) コスト 43 攻撃 2,001 進化元 神父 カフカ (A) (5段階) (6段階) No.1174 種族 ? 編集 進化先 闇を纏いし神父 カフカ (A+) (7段階) (8段階)
https://w.atwiki.jp/yougosq/pages/7813.html
■フカフカなマフラー 世界樹の迷宮Xで登場するクエスト。 父へのプレゼントにしたいので風船モモンガからふかふかな襟巻を取ってきてほしいと頼まれるクエスト。 クエストを受けた時のやり取りで可愛い女の子からの依頼と聞いて食い付くボウケンシャーたち ブロートからマフラー強奪してみたい コメント
https://w.atwiki.jp/quizbc/pages/2035.html
No.1154 ドワーフの名匠ミール No.1155 鋼を自在に操りし者ミール No.1156 伝説の創り手ミール・ウェイランド No.1157 星を見る少女スフィア No.1158 天体観測者スフィア No.1159 占星術師スフィア No.1160 星読みの聖女ヒカリ・スフィア No.1161 見習いサンタパッフィ No.1162 新米サンタパッフィ No.1163 中堅サンタパッフィ No.1164 聖夜の使者パッフィ・ベル No.1165 悪戯サンタジゼル No.1166 意地悪サンタジゼル No.1167 お仕置きサンタジゼル No.1168 聖夜の使者ジゼル・フルール No.1169 希望の妖精アニエス No.1170 夢見る妖精アニエス No.1171 夢運ぶ妖精アニエス No.1172 夢と希望の妖精アニエス・ノーラ No.1173 神父カフカ No.1174 闇に魅了された神父カフカ No.1175 闇を纏いし神父カフカ No.1176 闇の堕天神父カフカ・ウィーグラフ No.1177 雪の王ロジャー No.1178 吹雪の王ロジャー
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/266.html
「武装島田倉庫」椎名誠 作品紹介 椎名誠による終末SF作品。『アド・バード』、『水域』とともに「椎名SF3部作」に数えられる。「小説新潮」に連載した後、1990年12月に新潮社から刊行される。 椎名誠がライフワーク的に執筆する「北政府もの」(後述)の第一作であり主要な作品。 作者紹介 1944年東京都生まれ。作家、エッセイスト、写真家。79年、エッセイ『さらば国分寺書店のオババ』でデビュー。口語的にカタカナ混じりで書かれた昭和軽薄体という文体(例「小説」→「ショーセツ」)で書かれたスーパーエッセイが人気を博す。短編「中国の鳥人」は本木雅弘主演で映画化されている。担当者と同じ年代だと小学校の国語の教科書に掲載されていた「アイスプラネット」の作者をイメージする人も多いかもしれないが、『武装島田倉庫』、『アド・バード』、『水域』などSF小説も多数執筆している。 作品概要 北政府との戦争が終わった世界を舞台にした連作短編集である。 武装島田倉庫 不安定な社会情勢の中で、可児才蔵は何とか島田倉庫に就職する。倉庫には、政府の認可が下りた物から、怪しげな品や違法なものまでが運ばれて来てはまたどこかへ運ばれていく。倉庫側もうしろめたい依頼者を利用して、品物の中身を掠め取るなどして余分な利益を得ていた。そんな島田倉庫に最初は驚く可児だったが、仕事をしていくうちに順応していく。順風満帆とまではいかないまでも、生きていくだけの利益を上げてはいた島田倉庫であったが、束の間の平穏は唐突に幕を下ろす。 泥濘湾連絡船 北政府との戦争が終わりしばらく経った頃、社会が上向きになってきて売り上げが落ち込んだことを理由に、漬け汁屋は看板を下ろして、定吉やアサコを誘い連絡船を運航し始める。順調と思われていた経営も、思わぬ商売敵の登場により暗礁に乗り上げる。その責任を取るようにして漬汁屋は、連絡船を定吉とアサコに任せて旅に出る。役所から営業停止を命じられえるなどがありながら、二人は地道に連絡船を経営していく。 総崩川脱出記 巣籠河原の群族は、それまでの住処を捨てて、総崩川へ旅立つことになる。北政府の兵士に怯えながら、死者を出すほどの危険な道を進んでいく一行は、途中で廃墟となった集合住宅を見つけ、そこに留まることにする。しかし、しばらくの後、北政府の騎馬兵士が近づいていることを知り、建物を去ることにする。再び旅を始めた彼らは、口舌が原でサキシマと出会う。 耳切団潜伏峠 百舌は掻又の紹介で、鉄眼の助手として働くことになる。鉄眼の運転する装甲貨物車に乗った百舌は、耳切団と呼ばれる武装組織が潜伏している峠を通過することになる。 肋堰夜襲作戦 故郷の糸巻市に戻った灰汁は、ジーゼルら地下住民に捕まるが、どうにか打ち解けて仲間になる。ジーゼルたちは、それぞれ北政府の侵攻で大切な人を失っていた。ジーゼルは復讐のために北政府の駐屯所の襲撃を企んでおり、灰汁はその計画を手伝うことにする。 かみつきうお白浜騒動 九足歩行機の操縦経験がある汗馬七造は枕元凍三郎の紹介で、白浜へ行く。白浜には九足歩行機が残っており、汗馬はそれに乗って沈没船のサルベージなどを手伝うことになる。しかし、白浜には獰猛な巨大魚かみつきうおが潜んでいた。 開帆島田倉庫 耳切団の攻撃を逃げ切った百舌は、島田倉庫へ行き、そこで雇ってもらう。しかし、景気は右肩下がりで、閉店する店が目立つようになる。北政府が再び攻撃を始めるらしいという噂を運転手たちが話すようになる。その噂は本当のようで、空には北政府が攻撃に使用した濃脂雲塊が広がっていた。 登場人物 可児才蔵 専務 女癖が悪い 米村 下ぶくれ 事務員 正宗 大柄 倉庫長 背掻酒で鼻腔を腐らせる 石、鉄 猫 小柄 黒シャツ おかね 扁平な顔 炊事 づる 坊主頭 白装束の襲撃により落命 アーム 縮れ毛 バンダナ 百舌 十七、八 づるの後任 エラが張った顔 元泥濘海の潜り 定吉 漬汁屋と共に連絡船を始める 漬汁屋 肥満体型の男。阿古張湾連絡船を操縦する。 枕元凍三郎 漬汁屋にザンバニ船を売る。 アサコ 19歳の女。色白の容姿。連絡船の針路係として働く。浅沼ドクタラシに噛まれて失明するも、波動脳感知が出来るようになる。それ以上の能力も持っていることが示唆される。 巣籠河原の群族 建物の存在も知らないほどの人々 綱島捨三 壺口に鼻を落とされる ヒシワのおんばあ 群族の最長老。頭返の渓谷の岩壁から転落死する。 相原策道 群族長 相原キクエ 策道の妻 作並衆(=ミツユビ) 戦闘用加工人間 赤眼 砂かけ 反町 動きの鈍い大男 橋詰 壺口に襲われ死亡 口舌が原の人々 多くが壺口に襲われて、鼻を失っている。 サキシマ 口舌が原の住民。 百舌 掻又礼三 艀窓口を務める男。 鉄眼(シバザキシゲジロウ) 長身で酸やけした眼を持つ男。装甲貨物車を運転している。 灰汁 耳鳴坂商店街から故郷の糸巻市へ戻った若者。 ジーゼル 糸巻市の地下住民。とんでもない秘密計画の実行を企んでいる。漬汁屋。 赤まんま、のし ジーゼルと共に糸巻市に隠れて住む人々。 カマキリ ジーゼルが渡し船をしている頃からの仲間。 汗馬七造 枕元の紹介で白浜海岸へ働きに行った男。九足歩行機カニムカデの操縦ができる。 垣巣 白浜海岸の漁長。 ラジオ屋 白浜海岸で通信事務担当をしている猫背の人。電波収束帽をかぶり残像気象衛星の探査データを受信している。 ネンブツ 白浜海岸での汗馬の隣人。 石文字 ザンバニ船の船長。 用語 カミツキウオ(魚乱 魚齒) 泥濘の海を這う異態進化した魚。体の半分を占める口と鋭い反り牙で周囲に噛みつく獰猛な生物。通常、成体の体長は2,3mだが、大きいものは10m以上にもなる。口舌が原では幼魚をガシと呼んでいる。 白拍子 北政府から支援を受けている武装倉庫盗賊団。 知り玉 法治局が人々を監視するための無人機。二十人以上の人が集まるとやって来る。他に監視鳥、監視アンテナとも呼ばれている。 作並衆 戦闘用に作られた加工人間。巣籠河原の群族では作並衆と呼ばれているが、口舌が原の人々はミツユビと呼んでいる。 サンバニ船 泥濘も航行できる船。 作品解説 『武装島田倉庫』はSF小説と呼ぶには、あまりにも科学的な説明が乏しい。例えば数多く登場する異形の生物の存在や現実とは大きく違う自然環境は恐らく、化学兵器によって引き起こされた変化であると示唆されるが、それ以上の説明はない。それは主人公たちがそのような専門知識を持ち合わせていない一市民でしかないからである。 椎名誠のSF作品の多くは英雄が存在しない。登場人物はほとんどが平々凡々な人間である。主人公も世界を変えるどころか、大切な人も救わないし、本当に大したことをしない。ただ読者から見て絶望的な世界を、どこかで受け入れて流されるように生きていく。 しかし、彼らは終末世界の中で生き生きとしている。貴重な酒を見つけたような、すぐに消えてしまうような幸せを繋いで、楽しく生きている。そのような等身大の喜びをちりばめることで、読者が現実とはかけ離れた世界を受け入れやすくしているのではないだろうか。 現実に生きている人の大半が、変わらない日常を過ごしているように、いまの私たちにとってみれば堪えられないであろう、悲惨な世界であったとしても、みんながみんな世界を変えるような勇敢な人物なはずはない。どうにか生き残った天才博士や大財閥の息子ではますますない。ポストアポカリプスの世界でも、沢山の人がそれぞれの日常の一コマを積み重ねているはずである。 逆に言えば椎名誠のSF作品は、そのような終末世界の一コマを一つの文芸作品として昇華させたものなのではないだろうか。 この作品の大きな特徴は、大量に登場する造語である。その語感は共通して独特の生々しさとでもいうべき雰囲気を纏っている。さらにそのほとんどが無説明で登場しては去っていくだけであることも、その意味を理解しきれない読者の頭に長いこと留まり続けるため、造語の存在感を際立たせている。 ——いっぽん指茸の灰汁のような色をした雲がぐんぐん流れてきた—— (「総崩川脱出記」より) この文のような、造語を用いた比喩は椎名誠独自の表現である。「指茸の灰汁」がどんな色なのかその前後で一切説明がなく、雲の様子はさっぱりわからない。本来わかりやすくするために用いられるはずの比喩表現なのだが、椎名はむしろわかりにくくするために使用している。そのわかりにくさが、読者に想像の余地を残し、それぞれの頭の中に無数の景色を創り出している。 しかし考えてみれば、このような造語を用いた比喩表現は、そこで生活している語り手にとってはごく普通に感じたことなのではないだろうか。空を流れる雲を見た捨三は、「指茸」が何なのか考えるまでもなく、ごく自然に「指茸の灰汁のような色」を思い浮かべたはずである。 またこのような造語は、同一の存在に対して複数ある場合がある。作中で登場する法治局の監視用無人機を定吉は「知り玉」、のしは「監視鳥」、可児は「監視アンテナ」とそれぞれが好き好きに呼んでいる。このような描写は、戦争により社会が分断されて長い時間が経っているということを示している。 ——獰猛な魚は、子供らの間でガシと呼ばれていたが…人喰い魚になると聞き、捨三は思わずとびのいてしまった。 (「総崩川脱出記」より) この文章は、登場人物でさえもその造語を知らない場合があるということである。以上のような造語の扱いから、つまり『武装島田倉庫』は、究極までに登場人物目線で描かれた作品なのである。 さらに、多くの人々は非常に冷静に生活している。死が身近にある終末世界で、必要以上に悲観も落胆もせず、ただ淡々と過ごしている。その様子は、その社会で長い間暮らしてきた人々の描写としてはとても現実味のあるものである。科学的な説明のない、一つ間違えればファンタジーのなかでも地に足が着いていないものになりかねない世界設定に基づいたこの作品を、SF作品の一つに持ち上げているのは、そのようなリアリティなのではないだろうか。 『武装島田倉庫』の中の7つの短編はいずれも、はっきりとした始まりと終わりのないストーリーである。それが、登場人物やその社会がどうなるのか気になってまた読みたくなるように仕向けている仕掛けになっていると思われる。 造語にしろ、社会にしろ、それが何なのか、なぜそれが存在するのかという説明は少なく、多くは突拍子もなく登場する。しかし読んでいても訳が分からなくて退屈であることは少なく、その訳の分からなさが面白さを生み出している。その面白さというのは、遠くから来た一人の旅人の故郷の話を聞いているような、わくわくとする感覚のようなものなのではないだろうか。 「北政府もの」とは 『武装島田倉庫』と同年に刊行した『アド・バード』が日本SF大賞を受賞したことに対して、「『武装島田倉庫』でとりたかった」と語るほど椎名誠はこの作品に対する深い思い入れがある。そのため彼の著作には『武装島田倉庫』と同じ世界設定を共有するものがいくつもある。物語の中核を担う架空の組織「北政府」から、それらは「北政府もの」と総称される。 最新の作品は2016年に角川書店から刊行された『ケレスの龍』。 戦争で使われた化学兵器による心かを遂げたと思われる奇妙な生物が数多く登場するのが一つの特徴である。 『武装島田倉庫』の混沌とした雰囲気が気に入った方は、ぜひ他の「北政府もの」も読んでみて欲しい。 読書案内 椎名誠のその他の作品 アドバード、水域 『武装島田倉庫』と共に椎名誠SF三部作に挙げられる作品。互いにストーリーにつながりはないが、三作とも終末世界を舞台にしている。 椎名誠[北政府]コレクション 「北政府もの」の短編小説の中から北上次郎が選んだ作品を収録した短編集。2019年に刊行されたため他の作品よりも手に入れやすく、また選りすぐりの作品ばかりが掲載されているため 雨がやんだら 椎名誠の初期のSF短編集。『シークが来た』から改題されている。表題作は「佇む人」(筒井康隆)に触発されて目指したSF世界の中でももの悲しさを、椎名誠らしく十分に描けており、椎名誠のSF短編作品の中では最高水準の作品(個人の感想)。 奇妙な生き物がいっぱい出てくる終末SF小説 地球の長い午後(B・W・オールディス) 自転が止まり、植物を中心とした現代とは全く異なる生態系が形成された遠未来の地球の話。インタビュー「小説を育てる——『アド・バード』をめぐって」では、椎名のこの作品への熱を語っている。また、『アド・バード』は生態系がガラリと変わった世界が描かれており、この作品からの影響がうかがえる。また夜の側で発掘されたアジテーションをする鳥型機械はアド・バードそっくりである。 新世界より(貴志祐介) 社会が衰退した今から千年後、すべての人間が<呪力>と呼ばれる念動力を手に入れた世界で、好奇心がゆえに隠された真実に触れてしまった少年少女の物語。ポストアポカリプスの設定と、様々な異形の生物という共通点があるため、『武装島田倉庫』や『アド・バード』などと並べて語られることも多い作品。この作品では生物が変化した理由がはっきりと語られる。 華竜の宮(上田早夕里) 海底隆起により地球上のほとんどの陸地が水没した25世紀の世界で、人類を残そうと奮闘する主人公たちの外交SF。それ以前の領土獲得のための長い戦争でばらまかれた化学兵器などのために、海の生態系が大きく変わってしまい、人に危害を与えるまで進化した海洋生物が数多く登場する。 漫画 武装島田倉庫(鈴木マサカズ) 『武装島田倉庫』をコミカライズしたもの。大筋の設定は原作と共通しているが、オリジナルのストーリーも多い。 BLAME(弐瓶勉) 作者の弐瓶勉は『武装島田倉庫』を好んでおり、電基漁師編では一部の登場人物の名前がここから取られている。
https://w.atwiki.jp/zgok0079/pages/374.html
元気なぼくらの元気なおもちゃ 446 名前:でへ 投稿日:2006/06/13(火) 00 48 48 元気なぼくらの元気なおもちゃ ウィル・セルフ 奇想コレクション SFじゃないと思うけど奇想コレクションシリーズなので読んだ リッツホテルよりでっかいクラック ヤク中の描写が良い、ヤク中のどうしようも無い ろくでなし加減が良い 8点 愛情と共感 ネトネトしたいやらしさが良い 8点 元気なぼくらの元気なおもちゃ タイトルと内容のばかばかしい対比が良い 俺も車を飛ばすのは好きなんだが、ここまで無茶苦茶な ドライブは爽快 自分は絶対やらないが、、 8点 ザ・ノンス・プライス ピンと来なかった、いっぺんムショに入ってみれば 共感できるかも 7点 面白かったけどSFぢゃないや 総合評価はSFぢゃ無いので7点
https://w.atwiki.jp/sfthsummary/pages/348.html
429 名前:日本SFこてん古典[] 投稿日:01/10/15(月) 18 36 ヨコジュンのハチャハチャ著者近況 SF要約選手権。
https://w.atwiki.jp/reverse_fantasia/pages/50.html
十文字 カフカ(カフカ・クロス) + ... 【年齢】19 【性別】女 【種族】人間(?) 【性格】 冷静でクールな印象があるが実際はかなりのドジっ娘で戦闘よりも支持や補佐役をの方が向いている。それでも遠距離戦闘でのクロスボウの腕前は1人前である。大切にしているのは『めげない心』と『好奇心』と『慎重さ』 【使用主属性】水/木 【副属性】 水→氷(水²) シールド (詠唱があった場合は丈夫になるがなくても可その代わり耐久性の保証はない。そのため、余程のことがない限り本人としては詠唱はするようにしている。) 氷結の矢 氷で出来た矢。カフカの得意分野は遠距離なので1ロル間に詠唱でランダム1〜10こ程作り上げることが可能。(ダイス) また、矢のみでも攻撃はできる。(まあ、相手を刺したり突くことくらいしかできないが…) 木の葉(木×1) リーフの癒やし 回復魔法だが対象は自分以外のみである。 また、自己回復をする場合は『対象が視界に入る』が前提なので反射や鏡や水面などに自分の姿が見えた場合のみ可能。 【出身地】 アクアカルデ 【身長】162cm 【体重】44kg 【所持武器】 クロスボウ(氷属性) 氷結の矢は基本溶けないがカフカの所持するクロスボウは普通のクロスボウよりも氷の矢をより丈夫にする。 【好き】 人と意見を共有すること(コミュニケーション) ホラー映画 ・歌うこと 読書 ・猫 ・シマエナガ 【苦手】 怖いもの 爬虫類 虫 【その他概要】 カフカの名のカフカはカラスという意味がある。 そして十文字(クロス)は十字架を意味する。 カラス、十字架それぞれを合わせると魔女やヴァンパイアを連想させるが本人は何かを隠しているようにそのことについては触れさせないようにしている。 クリチャーに何故か襲われやすい。 転びやすい 助けられやすい 心配されやすい